本年の原料米の高騰を受け、酒造会社は酒米購入資金に関して苦労しているとの情報が寄せられ、岩手銀行の岩山頭取のご紹介と、岩手県議会の福井先生の力もお借りして、岩手県信用保証協会を訪問させていただきました。会長はじめ、役員の方と面談させていただき、酒米高騰の現状と、それに伴う支払いのシステムについてお話しさせていただき、酒蔵は資金の準備がこのままでは出来ないところも出てきて、酒造りが出来なくなるところも出ると説明させていただきました。状況についてはとても良く理解していただきました。新たな動きは政府の補正予算が出てからになりますが、現状で信用保証協会で出来る事はしていくので各蔵から連絡をいただければ、との事になりました。いずれ、このままでは全て前払いで支払わなければいけない酒米代金を支払えない可能性も出てきますので、多くの皆さんに助けていただきながら前に進んでいきたいと思います。
