岩手県酒造組合

岩手県酒造組合について

岩手の酵母・麹

本県の震災復興を願ったオールいわての清酒が出来ます。

米、酵母、麹、水、南部杜氏 オールいわて清酒

米・・・・・
岩手県オリジナルの酒造好適米「吟ぎんが」「ぎんおとめ」をはじめとする、岩手県産米のみを使用しています。
酵母・・・・・
平成5年から頒布されている吟醸酒用酵母「岩手吟醸2号」を基に、吟醸香をより高く、また酸の生成を抑えるよう改良を加えました。華やかで繊細な味と香りを醸す「ジョバンニの調べ」と、柔らかく温かみのある味わいを生む「ゆうこの想い」。平成21酒造年度から正式領布され、岩手県内の蔵元で広く使われています。
麹・・・・・
岩手県産米の特性に合う麹の開発を目指し、29種類の麹菌から選抜された2種類をブ レンドして生み出された「黎明平泉」。開発には岩手県オリジナル酒造好適米「吟ぎんが」を用い、旨味と甘みの均整のとれた、後味のすっきりとした日本酒ができる特徴を持ちます。
水・・・・・
広大な土地と、それを支える豊かな水系を有する岩手県。米を育てたその水で米を洗い、蒸し、醸します。
南部杜氏・・・・・
南部藩御用蔵があり、また藩主献上の御膳酒を造る酒司(さかじこ)が住んだ石鳥谷を中心として、南部杜氏は藩政時代から続く酒造技術を継承しています。長い歴史の中で育まれた技と、それに留まることなく常に進歩を求める姿勢により、オールいわて清酒を仕込み ます。

岩手県オリジナル麹菌「黎明平泉」

岩手県オリジナル麹菌「黎明平泉」を開発

岩手県オリジナル麹菌「黎明平泉」
開発経緯

開発に当たっては、地方独立行政法人岩手県工業技術センターと岩手県酒造組合のほか、酒類総合研究所様、秋田今野商店様の技術提供を得ました。また、麹菌の選抜試験では、29種類の麹菌の中から香りや色などを吟味して本県の目指す酒に合うオリジナル麹菌2種類をブレンドして完成しました。

名称と特徴

名称には平泉の世界遺産登録を大震災からの復興に向けた新たなスタートの象徴として位置づけ、夜明けを迎えて一歩を踏み出す思いが込められています。黎明平泉は岩手県オリジナル酒造好適米「吟ぎんが」を使用し、岩手県産米に合う麹菌ということに重点を置きました。旨味や甘みのバランスが良く、後味のスッキリした酒が出来る特徴があります。

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